僕がこれまでに見聞きした作品のうち面白かったもの感動したものなどをあげていきます。
反論、意見、その他どしどしどうぞ。ほかにも「こんな作品いいよ」なんてのもあったら教えてくださいね。
1:TOTO「TOTO(宇宙の騎士)」:1978年
CBS SONY:CSCS6065
1:CHILD’S ANTHEM(子供の凱歌)
2:I’LL SUPPLY THE LOVE
3:GEORGY PORGY
4:MANUELA RUN
5:YOU ARE THE FLOWER
6:GIRL GOODBYE
7:TAKIN’IT BACK
8:ROCKMAKER
9:HOLD THE LINE
10:ANGELA
AOR(アダルト・オリエンティッド・ロック)の(個人的)超名盤。
一枚目となるこの作品から在籍していたのはスティーヴ・ルカサー、デヴィッド・ペイシ、ジェフ・ポーカロの三人。他のパートは事あるごとしょっちゅう変わる。名曲「チャイルズ・アンゼム」「ホールド・ザ・ライン」収録。最近のTOTOはヨーロッパを狙いすぎ、という意見もよく耳にする。しかしこの当時は普通のロックとはちょっと違うセンスを秘めていた。もともとメンバーがボブ・スキャッグスのバックを努めていた等のキャリアを持っており、このアルバムには大きく分けて二種類のタイプに分類できる。ます一つ目が「ホールド・ザ・ライン」に見られる様なロック色の強い曲、次に「ジョージ・ポーギー」等のバラード系。最近はスティーヴのフロントマン化もあってか前者のような曲になりつつあるのだが、この当時はまだボブ・スキャッグス、ジェイ・グレイドンの影響も見られる。(ジェイ・グレイドンはスティーヴの師匠で、デヴィッド・フォスターとのAIRPLAYの「AIRPLAY」もお勧め!)78年は僕が生まれた年でもあるけど今聞いてみても最近の音楽と引けを取らない出来だ。今まで聞いた中で78年の作品でこのアルバムとヴァン・ヘイレンのデビュー作の「VAN HALEN I」を越えるアルバムは出てきていないと思う。最近のロックにはこういうのはないから今聞いてみるとかなりの新鮮味も感じる。
スティーヴ・ルカサーのレスポールをメインにした(今はヴァレーアーツだけどこのころはレスポールが主)豪快なギターワークも冴える。「チャイルズ・アンゼム」や「ユー・アー・ザ・フラワー」のプレイは最高。LastUpdate 980928