30:SCREAMING SYMPHONY / IMPELLITTERI
VICTOR:VICP-5729 1996年

SCREAMING SYMPHONY / IMPELLITTERI




1:FATHER FORGIVE THEM
2:I'LL BE WITH YOU
3:WALK AWAY
4:KINGDOM OF LIGHT
5:COUNTDOWN TO THE REVOLUTION
6:17TH CENTURY CHICKEN PICKIN'
7:RAT RACE
8:FOR YOUR LOVE
9:YOU ARE THE FIRE

クリス・インペリテリ。速すぎて遅すぎた男。彼を形容するとこんな感じでしょうか。

インペリテリを語る上で絶対に欠かせない人物が二人います。というかインペリテリ個人を知ってる人には今更語るまでもないことですが。それは誰か。イングウェイ・マルムスティーン(ex.STEALER)とグラハム・ボネット(ex.RAINBOW)。イングウェイは大変個人色の強い男で、RAINBOWを脱退したグラハムとALCATRAZZを結成したものの、結局[No Parole from Rock'n'roll][Live Sentence]を発表してALCATRAZZを去ってしまう(自分はイングウェイは基本的に嫌いなんですがALCATRAZZと個人のTrilogyまでは評価してます。それ以降はノーコメント)。困ったグラハムはオーディションを開催。そこに現れたのがクリス・インペリテリとスティーヴ・ヴァイでした(ヴァイについてはこちら)。

「僕より凄くうまい奴がいてまるでイングウェイが弾いているみたいだった。実はそれがクリスだったんだよね」

と言う言葉の通りクリスはまさしくイングウェイ直系の演奏でアピールしたが結局選ばれたのはヴァイだった。イングウェイを上回る速弾きの持ち主のクリスも変態ギタリストですがヴァイはそれに負けず劣らずの超変態ギタリストでした(奇才フランクザッパの門下生という時点でかなりの変態具合がご想像頂けます。ザッパ塾には他にドウィージル・ザッパ、ウォーレン・ククレロ、テリー・ボジオ、ジョージ・デュークなどがいます・・・ってあれ?エイドリアン・ブリューもそうなの?)。

IMPELLITTERI at [SCREAMING SYMPHONY] are
Rob Rock(Vo)、Chris Impelliteri(Gt)、James Amelio Pulli(Bass)、Ken Mary(Dr)、Edward Harris Roth(Key)