僕がこれまでに見聞きした作品のうち面白かったもの感動したものなどをあげていきます。
反論、意見、その他どしどしどうぞ。ほかにも「こんな作品いいよ」なんてのもあったら教えてくださいね。
5:ANGRA「ANGEL’S CRY」:1993年
VICTOR:VICP5314
1:UNFINISHED ALLEGRO
2:CARRY ON
3:TIME
4:ANGEL’S CRY
5:STAND AWAY
6:NEVER UNDERSTAND
7:WUTHERING HEIGHTS
8:STREETS OF TOMMOROW
9:EVIL WARNING
10:LASTING CHILD I:THE PARTING WORLD II:RENAISSANCE
たまには最近のも書こう。というわけでANGRA。ブラジル産クラシカル+ラテン+スピードメタルバンドのデビュー作。とは言ってもこの作品ではラテン色ははっきり言って出ていない。ラテン色は自作「ホーリーランド」から顕著に現れてくる。この作品ではスピード系の曲とミディアムテンポの曲がいいバランスで配置されて通してじっくりと聞くことが出来る(HR慣れしていない人にはきついだろうけど・・・)。感じとしてはXのブルーブラッドやジェラシーに近いものがある。速い曲はドラマチックに、バラードはよりエモーショナルにという努力が聞こえてくる。ケイト・ブッシュのカバー「嵐が丘」が入っているのも面白いと言えば面白い。3や5を聞けばただ速いバンド、速いギターだけではないと言うことがわかる。ギターソロの配分がどうなっているかは知らないけど3や4のギターソロは絶品物。3はエモーショナルの、4はクラシカル+ハーモニーの妙が凝縮されている。ハーモニーによる厚さという意味では前回のボストンと似ているところがある。音的には全然違うけど・・・。
個人的な意見だが、私はキコ・ルーレイロも好きだけどラファエル・ビッテンコートのギターの方が好みだったりする。続く「ホーリーランド」の「クイーン・オブ・ザ・ナイト」の担当パートや一連のアコギは彼のものだという。レスポールの方が好きって話もあるけど・・・。
ついぞ最近新作「FIREWORKS(花火という意味らしい)」がでました。曲調的にはこのアルバムよりですが相も変わらず音が軽いです。どうにかならんもんかな・・・そういう意味では新作を聞くならこっち聞いた方がいいかもしれません。
ANGRA are
Andre Matos(Vo)
Kiko Loureilo(Gt)
Rafael Bittencourt(Gt)
Marco Antunes(Dr、Perc)
Luis Mariutti(Bs)LastUpdate 990825