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僕がこれまでに見聞きした作品のうち面白かったもの感動したものなどをあげていきます。
反論、意見、その他どしどしどうぞ。ほかにも「こんな作品いいよ」なんてのもあったら教えてくださいね。


7:T−SQUARE「IMPRESSIVE」:1992年
   SONY RECORD:SRCL2370



  1:FACES
  2:11月の雨
  3:RISE
  4:MAC’S BACK
  5:Broken Promise
  6:Dandelion Hill
  7:Traffic Jam
  8:AMARANTH
  9:待ちぼうけの午後

T−SQUAREのアルバムは数が多いのでいつもベストのアルバムを選べ、といわれると困ってしまうんだけどやはり毎度悩んだ挙句このアルバムをいつも僕は選んでいる。ちなみにかの名曲TRUTHはT−SQUAREではなくてあの時はTHE SQUARE。メンバーも現在のメンバーとはリードが違う。このアルバムの最大の特徴は・・・なんだろう(笑)。相変わらずのT−SQ節としか言えないんだけどスピード・チューンの定番「FACES」やジャム系の最高峰(これ演奏するとかなりムズい)「TRAFFIC JAM」などが非常に印象強い。T−SQで現在オリジナルのメンバーはもう安藤まさひろ(Gt)氏のみになってしまったが彼の相変わらずの「フュージョン+ロック指向のギター」はこのアルバムも例外なく受け継がれている。先に上げた「TRAFFIC JAM」のソロや「RISE」のタッピングソロ、バッキングが良い例。また「DANDELION HILL」「待ちぼうけの午後」などでの美しいアルペジオラインなども印象的。アルペジオから突然のカッティングに移るプレイも心地よい。心地よいといえば忘れてはならないのが和泉氏のピアノ。プレイが上手いのは毎度のことだけど「DANDELION HILL」のピアノソロは非常に美しい。僕はピアノ曲、ソロで今まで聞いたことのある中でこの曲もしくはジョージ・ウインストンの「COLOR/DANCE(オータム収録。彫刻の森美術館の天気予報のアレも収録。)」以上の印象的な曲は聞いたことがない。いやマジで。

PSソフト「グランツーリスモ」のサウンドを彼が担当したという話だがあのゲームのオープニングで使われている「KNIGHT’S SONG」も良い。この曲は目下最新アルバム「BLUE IN RED」に収録されている。バージョンが違うのでゲームが好きな人はこっちもオススメ。

ちなみにT−SQというと「TRUTH」しかしらん、という人が多いが当時のSAX伊藤さんはもういません。音像も結構違います。最近は割とドライ気味かな。伊藤さん期は結構ウェット気味だった気がする。

T-SQUARE are

安藤まさひろ(Gt)
和泉宏隆(Key)
則武裕之(Dr、Perc)
須藤満(Bs)
本田雅人(Sax、EWI)

LastUpdate 990221


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