僕がこれまでに見聞きした作品のうち面白かったもの感動したものなどをあげていきます。
反論、意見、その他どしどしどうぞ。ほかにも「こんな作品いいよ」なんてのもあったら教えてくださいね。
14:PIZZICATO FIVE「HAPPY END OF THE WORLD」:1997年
日本コロムビア:COCA-14242
1:世界は一分間に45回転で回っている
2:地球は回るよ
3:trailer music
4:イッツ・ア・ビューティフル・デイ
5:愛のプレリュード
6:愛のテーマ
7:my baby portable player sound
8:モナムール東京(mon amour tokyo)
9:衝突と即興
10:PORNO 3003
(T.ソファのための音楽、U.GALAXY ONE、V.It’s all too beautiful...)
11:アリガトウ WE LOVE YOU
12:私の人生、人生の夏
13:ハッピー・エンディング
何でこんなジャケット写真なのか?は聞かないように。これもともと一般に考えられるCDケースとは異なった構造をしていていわゆる「ジャケット」と呼ばれる面になんとCDのレーベル面が来ているのだ。だからブックレット中のページを載せることにして、とりあえずこのページが一番笑えたのでこれを採用、と相成ったのである(笑)。どうでもいいが小西負けてんのか?野宮から借りるなよ(笑)。最近(と言う過去のアルバム)はドラムンベース寄りになっている小西のアレンジングだが毎度毎度の小西節がこのアルバムでもやはり健在である。ただ今回はドラムンベースを用いたことによりなかなか笑える意味でのアホなアレンジが多い。「モナムール東京」のような涙系(?)ナンバーで使うことによりアクセントをつけてみたりしている。まぁすべてドラムン漬けってわけではなく「トレイラーミュージック」での生楽器+909とかよく使うブレイクビーツ+16分タンバリンなどもよく出てくる。
ピチカート、小西といえばレディメイドレコーズでの活動も結構知られている。このCDに収録されている「トレーラーミュージック」もリミックスでレディメイドのCDに収録されていたり、タワレコでの邦楽売り上げなんと6位か7位に食い込んだ「パンチ・ザ・モンキー」も実はレディメイドの作品である。これはかなり面白かった。「俺の名は、ルパァン三世。」「ふぅ〜じこちゃ〜ん」
「ァ」と「〜」がポイント。実に良いアルバムである。ルパン好きなら聴いて損はない。絶対。こちらはジャズ+テクノ(色は薄い)が主な色となっている。中にどロックの曲もあったりするが・・・渋めでよい。ただボイス使いがすんげー多いが。
話をピチカートに戻してピチカートも結構長い間やっているが個人的にこのアルバムは気に入り度が高い。単純にケース買いしただけだったんだけど。CDラックに入らないし。
どう聴いても「my baby portable sound」はモダンチョキチョキズの「自転車に乗って」にしか聞こえないんだよなァ。この二つも結構つながりあるみたいだし。モダチョキのベストアルバム「readymadeモダンチョキチョキズ」の解説は小西が書いてるんだけど「このバンドの弱点は、80年代的かつワンパターンな歌詞ですね」:小西康陽談
おいおい。
PIZZICATO FIVE are
小西康陽(Mastering)
野宮真貴(Featuring)LastUpdate 990220