Fireworks

僕がこれまでに見聞きした作品のうち面白かったもの感動したものなどをあげていきます。
反論、意見、その他どしどしどうぞ。ほかにも「こんな作品いいよ」なんてのもあったら教えてくださいね。


19:In Flames:「Colony」:1999年
トイズファクトリー:TFCK87185



  1:Embody the invisible
  2:Ordinary story
  3:Scorn
  4:Colony
  5:Zombie inc.
  6:Pallar anders visa
  7:Coerced coexistence
  8:Risen
  9:Behind space’99
 10:Insipid 2000
 11:The new word
 12:Clad in shadow’99
 13:Man made god

おそらくこの夏コミ前で聞いた回数ベスト3に入るCD。
(KKKでも書いたけど1はBLIND GUARDIANの「Imagination from the otherside」で2はARCH ENEMYの「Burning bridges」だろうねぇ)

一般にデスメタルといわれて名が知れているのはCARCASS(実は上に書いたARCH ENEMYのマイケル・アモットが在籍していたらしい。「HEARTWORK」は名盤と言われるが・・・?)やDEATH、MORBID ANGEL(どれも聞いたことなし。MY DYING BLIDEとかならあるけど)あたりだろうか。低い高いではなくあのシャウトしっぱなしに近い(シャウトっていうかスクリームだよなぁ)独特のデス声とスラッシシーな要素というのが一般(っていうかデスは一般じゃないよな)と思われる。デスのジャンルはこれとARCHENEMYとか上のMY〜、THE THIRD AND MORTAL、パズズ(スペル忘れた。ここら辺はほとんど田丸浩史氏の影響です。ほんとメタル好きだねぇ・・・彼)ぐらいしか聞いたことないんですが・・・

このアルバム、もといIn Flamesはジャンル的にはメロディック・デスと呼ばれるデス声による叙情的なメロディを得意とするバンドである。同系列の北欧産メロディック・デスのARCH ENEMYと違うところはギターによるメロディーワークの使い分けであろうか。In Flamesの方が様式美形にも通じそうなメロディに比重を置くのに対しARCH ENEMYはIRON MAIDENをルーツとするギターのコンビネーションワーク(ギターはマイケル&クリストファー・アモットの兄弟コンビ)がメインのことであろう。リズム感覚で言えば前者はパワー&スラッシー(ってわけでもないが・・・)であり後者はブルータルである。まぁとにかく聞いてくれとしか言いようがない。デスの類は最近聞き始めたのであまり深くは知らないけどとりあえず「好きになるととことん面白いがダメは人はとことんダメ」って事でしょう。ガバとかMODみたいなもんだ。

全作「WHORACLE(ホラクル〜堕落の神告)」で知名度を上げたと言うが・・・個人的には何となくイマイチ。対してこの「Colony」 は完成度、楽曲ともにたかいクオリティを誇っている。前作制作後にギター、ドラムなどでメンバーチェンジがあったようでそれが功を奏した様に思われる。聞き所はtr1、2、3、5、7、13。特にtr2でのルーズボイスからデスボイスへと切り替わると頃などが聞き所だ。パワーメタル系と違いスピードコントロールをうまく使い分けるところに緩急のキレの冴えがありスピード感、安定感を感じる。tr3の冒頭部などが良い例である。

ハードロック、ヘヴィメタル好きの人は騙されたと思って中古屋へ行ってこのアルバムを買ってみましょう(笑)。BLIND GUARDIANとANGRA好きなら聞ける。

上で田丸氏(少年キャプテンでアルプス伝説とか超兄貴を描いててた人)の話を書きましたが漫画家でメタル好きって多いですよね。田丸氏もそうだし「エンジェル伝説」の人(名前忘れた)とか・・・とかく趣味が似てる(笑 中身の方向も?)

In Flames are

Anders Friden(Vo)
Jesper Stromblad(Gt)
Bjorn Gelotte(Gt)
Peter Iwers(Bs)
Daniel Svensson(Key)

LastUpdate 990908


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