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僕がこれまでに見聞きした作品のうち面白かったもの感動したものなどをあげていきます。
反論、意見、その他どしどしどうぞ。ほかにも「こんな作品いいよ」なんてのもあったら教えてくださいね。


21:George Winston:「Autumn」:1980年
BMGビクター:BVCW601



 September

  1:Colors/Dance
  2:Woods(森)
  3:Longing/Love(あこがれ、愛)

 October

  4:Roadr(道)
  5:Moon(月)
  6:Sea(海)
  7:Stars(星)

「ジョージ・ウインストン?誰それ」と言う人は多いであろう。それ言ったら他で紹介してるアーティストもほとんどそうだろうけど・・・話を戻して確かに名前だけを聞いたら一般的ではないかも知れないけどtr3を聞いたらすぐにお判りいただけよう。そう、第7回のT−SQの時にも挙げた彫刻の森美術館の天気予報の曲である。

このアルバム当然ピアノだけのアルバムなので退屈な人には退屈かも知れない(得てして単独の楽器だけの作品というのはそういうのが多いことがよくあるが・・・)。しかしこのアルバム、というよりジョージ・ウインストンのピアノはピアノだけの曲にして人の耳を惹きつける「なにか」を持っている。このアルバムに限らずこの人の曲は一曲が長いものが多いがものは試し、とりあえずは聞いてみることをお勧めする(できればスピーカーで。ヘッドホンではこの人独特の空間感が損なわれてしまう気がするので)。tr1やtr2の展開部、tr3のメインメロディなど聴き所は満載。なおかつこの人の曲は濃すぎず薄すぎずと言った独特のクセがあるのでBGM等としても最適である(場所によってはヒーリングミュージックの所においてあるのではなかろうか)。ピアノアルバムというのは一部の人を除いて得てして敬遠されがちなものだがクラシックなどを聴く感覚で聴いてみると良いと思う・・・バロック指向の人にはちょっときついかな?あそこまで自己主張がないから(笑)。

このアルバムに限ってはテーマが秋と言うことで明るい、と言うよりは少し陰のある曲ばかりである。もの悲しいときなどに聴くには最高かも(なんて勧め方だ ぉ)。ていうか聴いてるとなんかもの悲しくなるね(笑)。

僕はこの人のこのアルバムを聴いて初めてピアノを始めた(最近は全然練習してないけど ぉ)。そういやtr3の譜面ってもう絶版なんだよなー誰か下さい(爆)。

うちのお袋曰く「アンドレ・ギャニオンの方がいい」そうです。聴いたことないので無責任に勧めるわけにもいきませんがまぁうちのお袋が良いと言うんだから良いと思います(笑 一応うちのお袋は大学時代マンドリンクラブをやっていたし音楽にはそこそこ明るい)。

George Winston(Piano)

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